自律神経障害

自律神経障害とストレス

女性の方など特に耳にすることが多いのではないでしょうか。

動悸やめまい、ほてり、頭痛、手足の冷えなど、その症状は一人一人異なり、

その原因も複雑に絡み合っているものです。

自律神経ってなに？

運動神経や感覚神経とは違った、「内臓や血管などの働きを調整し、体内環境を支えている神経」です。
交感神経と副交感神経に分類され、脳や脊髄にある中枢から抹消神経に信号を送っています。
無意識化で働き、自分でその働きをコントロールすることは難しいです。

自律神経障害を引き起こす主な原因

◆身体的ストレス
疲労やケガといった身体的なストレスも自律神経の乱れの原因です。
身体が疲れ切ったままでいたり、ケガの痛みが長引くと自律神経に影響します。
体質によっては、強い光や音といった刺激にさらされることが身体的ストレスになっていることもあります。
交通事故などで大きな衝撃を受けた場合にも自律神経のバランスが乱れます。

◆生活習慣の乱れ
昼夜逆転の生活や睡眠不足、栄養バランスの取れていない食事などといった不摂生により自律神経が乱れることもあります。

◆ストレス耐性の低さ
体質や性格によっても自律神経障害が起こる場合があります。
思春期や更年期、体調を崩している時なども自律神経のバランスが崩れやすくなります。

◆更年期障害などの疾患
特に更年期障害は多くの女性が経験する症状です。
女性ホルモン減少により自律神経のバランスが乱れ、自律神経障害が起こる場合があります。

このように自律神経障害は様々な原因が複雑に絡み合っておこります。
注意していただきたいのが、「自律神経障害」だと決めつけてしまうことで疾患の早期発見を送らせてしまうことです。
身体の不調を感じたら、我慢せずなるべく早い段階で専門医に相談しましょう。

自律神経障害に負けない身体づくり

ストレスが大きな原因となっている「自律神経障害」

体質改善や生活習慣の見直しをすることでも改善・予防することはできます。

◆ライフスタイルを見直す
毎日の食事や睡眠、休息をきちんと規則正しく取っていますか？
自律神経の乱れに悩まされているときは、一度自分のライフスタイルについて見直してみましょう。
自分に合った規則正しい生活習慣をつけ、

◆食事に取り入れてほしい、ビタミンとカルシウム
ビタミンB群は神経の働きを正常に保ち、ビタミンAやEは自律神経をコントロール、症状緩和の効果が期待できます。
強いストレスにより、ビタミンは急激に消費されますので、普段から十分に摂るように心がけましょう。
カルシウムには精神的なストレスを緩和する効果や、緊張を緩和し、不眠解消の効果があります。

◆リラックスできる時間
心身ともにリラックスができる時間を作ることも、自律神経障害を緩和するために必要なことです。
ゆっくりと入浴することや、アロマの香りの中で過ごすのがおすすめです。

◆運動する習慣をつける
適度な運動はストレス発散、精神的にもリフレッシュすることができます。
ウォーキングなどの軽い運動で十分なので、自分にできる範囲で無理のない運動を続けましょう。

◆気持ちの切り替えも大切
普段から楽観的に物事をとらえることもおすすめです。
人間関係や仕事でのストレスから解放されましょう。

生活の一つ一つを見直し、ストレスに負けない身体づくりを心がけましょう！

協栄接骨院自律神経障害に対するアプローチ

自律神経には、血管を収縮させ血圧や脈拍を上げる、「交感神経」と、血管を広げ血圧や脈拍を下げる「副交感神経」の2つがあり、身体のバランスを保っています。

その自律神経が乱れた際にさまざまな症状が現れます。

昼間なのに眠気に襲われ体がだるい、夜になっても眠れ無かったり寝付けなかったり、動悸や胸の痛み、息苦しい、頭が痛くイライラするなど1人1人によって、症状は様々です。

当院では自律神経障害に対して、鍼灸施術を行っています。
病院に行き、このような症状を訴えたら、｢自律神経の問題でしょう｣と簡単に片付けられてしまった方も中にはいらっしゃるでしょう。
ただ一概にそうではないことも多々あります。
まずはご相談を。