吸角（カッピング療法）

吸角（カッピング療法）とは

とても歴史の長い歴史を持つ吸角。近年、吸角（カッピング療法）は、日本でも幅広く知られるようになってきています。

◆吸角の歴史
吸角の歴史は長く、元をたどれば古代の中国で用いられていた施術方法です。
古代中国では動物の角を利用して施術が行われていたため、角法と呼ばれていたこともあります。

日本に伝わってからも施術は発展を続け、日本書紀などの古い書物にも吸角に関する記述が残っています。
日本では江戸時代ごろまでは幅広く行われていた施術ですが、明治時代に入ってからはやや衰退してしまいました。

明治時代以降は民間療法として受け継がれるようになっていて、現在では再び幅広く知られるようになり、女性の方を中心として人気のある施術となっています。

◆吸角の施術方法
吸角の施術では、ガラスやプラスチックでできたカップを用いるのが大きな特徴です。
過熱やポンプを利用して真空にしたカップを使うことで、肌と脂肪の層を吸い上げ、筋肉の層から引きはがしていきます。
疲れて緊張した筋肉のこりをほぐして本来の動きを取り戻し、痛みなどの症状を緩和できます。
また血行の悪化の原因となる悪い血液をカップで吸い上げることで、血行促進して細胞の活性化も行います。
現在では電動式ポンプや手動式ポンプを利用するのが主流であるため、過熱によるやけどの心配はありません。

吸角（カッピング療法）の効果

新緑・女性

身体の内側から働きかけることで、肩こり腰痛などの痛みを根本から改善できる吸角。
その具体的な症状緩和の一例をご紹介いたします。

◆血行の促進
吸角の施術で体内の血液を浄化し、血行促進する効果が期待できます。
血流の増幅は、リンパの流れを促進し、身体に溜まった老廃物を効果的に流してくれる働きがあります。
それによる代謝アップで冷え性やむくみの改善、筋肉の緊張状態の緩和、肩こりや腰痛の改善が期待できます。

◆自律神経を整える
吸角には、興奮している状態の神経を落ち着かせる作用があります。
そのため自律神経の乱れによる症状を緩和するのにも効果的です。横になってゆっくりと施術を受けられるので、精神的にもリラックスした状態でいることができます。

◆アンチエイジング効果
吸角で肌を引き上げて刺激を与えることで、肌の細胞を活性化させます。
肌細胞が活性化によりお肌のターンオーバーが早まることで、健康的で若々しい肌に生まれ変わることが期待できます。。
血行も促進されることで血色も良く、明るい肌になります。

◆内臓の機能を高める
吸角で体内の老廃物を引き出すことで、新陳代謝が高まり内臓機能が活性化します。
消化機能の活性化でむくみやたるみが解消、ダイエットにも効果的です。
なかなか落とせないセルライトを取り除く効果も人気です。

≪吸角であざは残らない？≫
大浴場などで、背中に丸いあざがいくつもある人を見たことはありませんか？
あれは吸角の施術を受けた痕です。
吸角で一時的にあざがつきますが、3日から5日ほどできれいに消えるので安心してください。

協栄接骨院 吸角（カッピング）の特徴

カップの形をした吸玉を身体にくっつけ、そのカップの中の気圧を下げることによって体表の老廃物を吐き出すのがカッピング療法です。

効果はむくみの改善、肩こりや筋肉痛の改善、慢性的な冷え症の改善など効果は様々です。お試しあれ。