超音波治療

超音波治療をご存知ですか？

超音波とは、人間の聴覚では聞き取ることができない20kHz以上の振動数の音波のことです。

この音波の振動を施術に利用することで、人間の手ではできないマッサージを実現するのが超音波治療です。

超音波による振動は身体の内部にまで届く性質があるので、普通の施術ではできない身体の奥深くの症状の緩和や、細かなケアができるようになっています。

◆超音波治療の歴史

超音波治療は、実際に施術に利用されるようになってから50年ほどと歴史はそれほど長くなく、新しい施術となっています。

初期の施術では、現在のような優れた効果を発揮することはできず、特定の部位に集中的に超音波を送り込むことしかできませんでした。
しかし現在では、超音波によって身体のさまざまな症状を緩和するメカニズムが解析されているため、ケガをした部位や症状の重さに合わせて最適な施術を行うことが可能になっています。

◆早期に緩和できるのはどうして？

ケガを普通の施術よりも早めに緩和できるのが超音波治療の魅力です。
ではなぜ超音波治療で早期緩和ができるのでしょうか？

その理由は、超音波によって細胞のタンパク質の合成を促進する性質にあります。

超音波の効果で、痛めた組織を元に戻すために欠かせないタンパク質の合成が早くなるため、痛みを緩和するだけでなく、ケガ自体が緩和するのが早まる効果も期待できるのです。
超音波身体の深部にある組織にまで届くので、普通は緩和しにくい身体の内部のケガの緩和に効果的なのです。

超音波治療とあわせてストレッチが効果的！

超音波治療について、具体的な効果や効果を高めるための方法、施術を受ける際の注意点などについてもご紹介いたします。

◆どんな症状に効果があるの？
さまざまな症状を緩和することができるのが超音波治療のメリットです。

例をあげると、
「事故やスポーツによるケガ」や「血流の悪化による冷え性」「筋肉の疲労や緊張」「骨折による痛み」などを緩和することができます。

通常のマッサージでは効果の出にくい身体の内側の不調にも効果を発揮するので、痛みやコリといった身体の不調を感じる場合には、ぜひ超音波治療を利用してください。

◆超音波治療の後はストレッチがおすすめ
普通に施術を受けるだけでも効果の高い超音波治療ですが、施術後には筋肉がほぐれて柔らかくなった状態になっています。
そのため、施術から3分～3分30秒以内にストレッチをしておくことでさらに効果を高めることができます。
あまり激しく身体を動かす必要はなく、施術を受けた部位を中心に軽く動かしたり伸ばしたりして筋肉を柔軟にしておくと良いです。
疲れや緊張が原因で身体の動きが固くなっている場合には、特にストレッチをしておくのが効果的です。

◆骨折をしている場合は無理は禁物
超音波を使った施術の後はストレッチがおすすめですが、骨折をしている場合やその痛みが残っている場合には、無理に動かすのは禁物です。
骨の位置がずれてしまって元通りになるのに時間がかかってしまったり、痛みが悪化してしまうおそれがあります。
ストレッチは痛みのない程度に少し動かす程度で十分。
骨折の際には無理に身体を動かすことは避けて、できるだけ安静な状態を保つようにしてください。

協栄接骨院 超音波治療の特徴

超音波治療とは、簡単に言ってしまえば超音波の振動を使い、熱エネルギーを深い(筋肉、靱帯、関節、骨など)組織まで送る治療です。
そのことにより、血流の流れを良くしたり、改善することにより細胞組織の働きを活性化させ、回復を早めることができます。
当院ではこの超音波治療をメインに行っており、慢性的な疾患(肩こり、腰痛など)、ケガや骨折の疼痛軽減や治癒促進など様々な場面で活躍します。
又、電気療法と組み合わせて使うとより効果的であり、患者様の様々な症状の手助けができます。ぜひ、お試しあれ。